人とのつながりを保ちながら暮らすことが、
いつの間にか難しくなった私たちへ。

誰にも迷惑をかけず、
自分のことは自分でなんとかする。

それが「自立」だと思ってきたけれど、
その先にあったのは、自由ではなく孤立だったのかもしれません。

人とつながることは、自分を差し出すことではない。
自立することは、誰にも頼らないことではない。

自分の感覚を受け取り、
必要なときには助けを求め、
相手とも無理のない距離で関わっていく。

そんな、ゆるく、やわらかく、温かなつながりを
日常のなかに育てていくこと。

それは毎日の暮らしを豊かにし、
病気や災害、社会の変化が起きたときには、
命を守る力にもなります。

そして、つながりを取り戻す相手は、
他者だけではありません。

まずは、自分の心と身体へ。
自分の快・不快、疲れ、怖さ、望み、生命力へ。

「ゼロ*護身」は、
これまで当たり前だと信じてきた暮らしのあれこれを、
自立と自律の視点から捉え直す読みものです。

生き延びるためだけではなく、
私が私らしく、生ききるために。